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松山・高知旅行記①

松山空港に到着すると、すぐにバスに乗り今日の宿がある松山市中心街へ向かいました。
まずびっくりしたのが、先日もブログにも書きましたが街の中を電車が走っていること。それだけなら他にもありますが、古い趣のある車両がじゃんじゃん走っているんです。
なんかステキ!

途中でバスを降りて歩いているとNTT西日本の建物があり、ああそうか西日本ねなどと思いながらなんとなく横を通り過ぎようとすると、何やら記念碑が建っています。
なになに?「漱石ゆかりの松山中学校跡」わ~!こんなところに・・・
この旅行前に「坊ちゃん」を読み返してきたばかりです。なんだか嬉しくなってきました。

松山・高知旅行記①_f0178313_7542893.jpg松山・高知旅行記①_f0178313_7554042.jpg漱石は明治28年英語教師として、この松山中学校に赴任しました。

「わかるるや一鳥啼て雲に入る」
これは明治29年4月漱石が熊本第5小学校に転任する時、松風会員、近藤我観に送った歌だそうです。
へぇ~


さて、ホテルには到着しましたが、まだチェックインまで時間があるので、ホテルで荷物を預かってもらいちょっと早めのお昼ご飯を食べることにしました。

松山・高知旅行記①_f0178313_8101973.jpg伊予麦酒(ビール)牛のヒレステーキ(100g)重¥1,800
お昼にしては大奮発の感じですが、これは伊予麦酒牛にしてはリーズナブルな方なのだそうです。
おいしかったですよ~!
(ステーキ膳所 アクワラングIMURA TEL089-931-2329)


お昼を済ませましてホテルにチェックインすると休むまもなく今日のメイン「宇和島城」へ!

まずは市電に乗り松山駅へ。松山駅から宇和島へは特急列車で1時間17分です。お得な往復切符(¥5,100)を買って宇和島に向かいました。
この旅行を通して思ったことなんですが、なんだか山が多い。山だらけ!だから列車に乗ってもトンネルを入ったり出たり。なんだか耳が変になりました。
何度かトンネルを通り過ぎているうちに雨が降ってきました。そして雷も・・・「え~!」


松山・高知旅行記①_f0178313_82992.jpgまあとりあえず宇和島に到着して、お城に向かおうとするとネコちゃんが足にまとわりついてきます。よっぽどお腹が空いているのでしょうもうベッタリです。ごろんしてます。
彼らにはわかるんです。ついエサをやってしまう人間が。
でも私にはあまり時間がありません。帰りにあげますからねぇ~と説得し宇和島城に向かいました。(約束はちゃんと果たしました。帰りの列車で食べる用のじゃこ天をネコちゃんにわけてあげましたから)


松山・高知旅行記①_f0178313_8365799.jpg宇和島城までは、駅前の商店街を抜けて徒歩20分くらいかな?歩くとけっこうあります。平日だからか、大丈夫かなぁっていうくらい人が少なかったです。かまぼこやさんが多かったです。

それにしてもこの雨、携帯で調べてみると南予の辺りに雷雨注意報がでていました。宇和島城についても天守閣までけっこうハードなごつごつした石段を登らなければいけないみたいだし、雷もこわいし、もし大雨で電車止まったら松山に戻れなくなっちゃう。雨が強くならないかとドキドキしながら向かいました~

後で知ったことなのですが、愛媛県の方はほとんど雨が降らなくって水不足で困っているんですって。愛媛のみなさん「降らないで」ってお祈りしてごめんなさい。

松山・高知旅行記①_f0178313_8573872.jpgそして宇和島城に到着したのですが、この石段・・・それに木が生い茂っていて真っ暗だし、雨も降ってる。
怖いなぁ、一人ぼっちだし。。と思っていたら前にカップルが歩いていました。
彼らに遅れをとらないよう一生懸命歩くのですが、彼ら普段鍛えているのでしょうか?家の中の階段でも上るように、スムーズにごつごつした石段を登っていきます。私はといえば、完全に息があがってます。
でも二人に遅れたら一人で進まなくちゃいけないのです。
彼らにつけていることを悟られないよう、ハァハァいってしまう息を殺して、程よい距離でついていきました。この石段、永遠に続くんじゃないだろうか・・・


松山・高知旅行記①_f0178313_9134921.jpgと思っていると、少し整備された石段が現れました。この石段を登れば・・・

天守閣なのですが、少し長くなってしまいました。この続きはまた次回・・・

たくさん書きたいんです。

ブログに書きながら、もう一度旅を楽しめるんですもの。
by adachi-naoko | 2008-09-11 09:31 | DIARY

ボーカル足立直子のブログ


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