和宮親子内親王



最近大奥の再放送をしているようです。なかかな見れないんですけど。

今やっているのは、幕府の衰退期から幕末へ向かうあたりのお話です。
篤姫(家定の正室)と滝山、和宮(家茂の正室)と実成院(家茂の生母)
を中心にお話が作られています。

そして、この中で私が一番気になる、というか好きなのが、家茂の正室
皇女 和宮親子内親王です。(大奥では安達祐実さんが演じています)
なので今日はその和宮さんのことを書きたいと思います。

和宮は孝明天皇の異母妹(仁孝天皇の第8の皇女、母は観行院)
15歳の時(1862年)に公武合体政策のため、降嫁します。政略結婚です。
家茂さんの治世は幕府の衰退期、というかもうほとんど幕末ですが、
尊皇攘夷論が吹き荒れ、朝廷の権威が強くなり始めた時代でしたから
幕府は朝廷との関係を再構築しようと、皇女の降嫁を画策したんですね。
(幕府は、和宮の降嫁を条件に孝明天皇に攘夷を約束します)

和宮は降嫁にあたってこんな歌を詠みました。

「おしまじな 君と民とのためならば 身は武蔵野の露と消ゆとも」
「住みなりし 都路出でて今日行く日 いそぐも辛き 東路の旅」

江戸を東夷として、あくまでも入輿を嫌がった和宮でしたが、ハンサムで
優しい人柄の家茂さんを気に入ったのか、夫婦仲は大変良かったようです。
家茂は側室をおきませんでした。
(でも、愛妾が一人だけあったようだと何かで読んだ気がします)

しかし、幸せな日々は長くつづきません。政局はきびしいのです。
すでに国は京を中心に動いています。
文久三年(1863)家茂は朝廷の求めに応じ上洛し、攘夷実施の勅命を受けます。
(なんと、上洛は家光の時以来ですから230年ぶりのことです)
翌年にも第一次長州征伐で上洛。慶応元年(1865)には第二次長州征伐
の指揮をとるために上洛。もうグダグダです。
家茂は翌年の慶応二年(1866)7月、滞在していた大阪城で脚気衝心に倒れます。
享年21歳でした。この時同じ歳の和宮も21歳です。
なれない大奥の暮らしで、たった一人のよりどころである愛する旦那様を
21歳の若さで失ってしまうのです。と、これだけでも悲しくて切ないお話なんですが
この先がまた切ないんです。

和宮は第二次長州征伐の際、家茂の上洛にあたって西陣織をお土産に所望します。
しかしその約束は果たされず。。
西陣織は家茂の死後、形見として和宮のもとへ届けられました。

そこで和宮が詠んだ歌がこれです。

「空蝉の 唐織衣なにかせん 綾も錦も君ありてこそ」
(切ないよ~)

和宮は、西陣織にこの和歌を添えて、増上寺に奉納しました。そののち
追善供養の際、袈裟として仕立てられ、空蝉の袈裟と呼ばれているそうです。
落飾した和宮は静寛院宮と称し、徳川家を捨て京へ帰ることはしませんでした。

慶応二年暮れ、孝明天皇が崩御し、明治天皇を擁した薩長連合は翌年
倒幕を果たしますが、この時和宮は徳川家存続のために甥にあたる明治天皇へ
嘆願書を書いたそうです。
慶喜の助命が叶ったのも和宮の意向によるものだそうです。
イヤイヤ入輿した和宮でしたが、最後は徳川家存続に尽力したんですね。
和宮は明治初期を徳川の縁者として静かに暮らし、明治10年(1877)8月
家茂と同じ脚気衝心でなくなります。
その遺体は遺言により、増上寺の家茂の墓の南側に葬られたそうです。

とか長々と書いている間に大奥が終わっているじゃないですか。
気が付かなかったよ~。もしかして今日最終回とか?
あ~もう、バカバカっ!

話戻りますが
わたし、女性としては和宮さんみたいな人でいたいです。
一途さと奥ゆかしさと、腹の据わった、でも謙虚な強さを感じます。
彼女は和歌もたくさん書いていますが、物事を受け入れ、
感じ取り、表現する能力もすばらしいと思います。

憧れちゃうな。あ~あ、和宮さんとお話してみたい。。

妄想中・・・
和宮さん、いろいろ大変でしたね。辛かったでしょう?お察しします。
時代があなたに悲しい思いをさせたけれど、そんな中、とても愛せる人に
寄り添えて良かったですね。うん、良かったですよホント。
徳川家十五代の中でも、お二人のお話が一番ステキですよ。
やだ~、和宮さんたら照れちゃって!かわいい。
そうそう、和宮さんは歌を詠むのがとても上手ですね。
「空蝉~」を読んだ時はほんとうに切ない気持ちになりました。
私もたまに歌詞を作ってみたりするんですが、上手に書けないんですよ。
今度コツを教えてくださいよ~ 

ええ、そりゃあまあ、篤姫さんに比べると目立ってない感じはしますけどね。。
あちらさんは大河ドラマになってますからね。(仲悪かったらしいですね?)
でもそんなこと気にしないほうが良いですよ!
少なくとも私は和宮さんの人生に、女のドラマを感じていますよ。
それに大奥がドラマになっていて、あなたもちゃんと登場しているんですよ。
安達祐実さんという綺麗な女優さんがあなたの役を演じています。
私の見たところ、現代に残っているあなたの写真よりも美人だと思うので
安心してください。

え、私ですか?私はまだお嫁に行ってないんですよ~ 
ええ、もういい年なんですけどご縁がなくて。。
どなたか紹介してもらえませんかねぇ~、天皇家の方。。
あ、一般市民なのにタメ口っぽくなっちゃってすいません
「この無礼者っ」・・・・

あぁ、なんかおかしくなってきたので妄想終わりにして練習にもどります。

それではまた。


☆こんな本を読みましたよ☆
「徳川将軍家十五代のカルテ」 篠田達明
「江戸城大奥 権力と愛憎の女たち」 ト部 典子
「徳川将軍の意外なウラ事情」-家康から慶喜まで15代の知られざるエピソード- 中江 克己

和宮のことを書いた本があまり見つからないんです。
上の本にはちょこちょこと載っています。情報求む!
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by adachi-naoko | 2008-06-11 16:46 | HER STORY